イギリス x 日本間の嗜好の違い(我々の場合)

私たちはオーストラリアにいたときからMy Kitchen Rules (MKR)という番組にどハマりしていて、NZに引っ越してきてからもネットで見続けています。

番組は2人1組のグループが料理対決をして勝ち抜いてく仕組みです。参加者の中には強烈なキャラがいたり(今回はモンテネグロ系オージーでロイヤーのZanaが断トツ際立っている)、いろいろなドラマがあったりしておもしろいのですが、私たちが一番おもしろいと思うポイントは、ずばり料理のテクニックを学べるところです。ま、テレビ番組なので一般家庭では無理そうな料理方法や珍しい食材も出てくるですが、食材の新たな調理方法、焼き方のコツ、調味料やスパイスの使い方などが学べておもしろいのです。

先日もネットでMKRを見ていたら、父&息子のグループがデザートにライスプディングを作っていました。それを見て、どうしてもライスプディングが食べたくなった夫。ここ最近彼も忙しくて家にいる時間があまりないので、私にライスプディングを作ってと頼んできました。ライスプディングか、、。

日本語でライスプディングのレシピを検索すると結構出てくるので、日本でも食べられている物だとは思うけれど、私はどうも箸が進まない食べ物の1つです。なぜって、甘い米がどうも苦手、、。お粥があまり好きではないのですが、それに似た食感も苦手、、。第一、米って主食だし、、。

ふーむ、ライスプディングねぇ、、と迷っていると、「嫌なら母さんに頼むよ」と夫が一言。ああ、同居って素晴らしい!ということで、義母さんが翌日、お米を買ってきて作ってくれました。

どっさり1kgの米をぐつぐつ煮込み中

義母さんはレシピを見ながら作っていたようですが、米、牛乳、バニラエッセンス、砂糖、塩くらいの材料だそうです。それと、サルタナsultanasも最後に足していました。


価格:930円
(2016/4/13 08:54時点)
感想(19件)


煮ること約30分。ほっかほかのライスプディングが大量に出来上がりました。義母さんが「出来立てちょっと食べてみる?」と聞いてきたので少し食べましたが、やはり主食として食べている物が甘いデザートになって出されるのは妙な感じ。米もブツブツしているし。義母さんも「そうよね、お米はしょっぱい物と一緒に食べるんだものね。私にとって魚をデザートと言って出された感じかしら!あはは!」と。

夫が帰ってきてからそれを食べてたのですが「ちょっと甘すぎるな。でもナナを思い出す!」と懐かしいおばあちゃんの味だったようです。

基本的に食生活に大きな違いがなく、お互い作った物をお互いおいしく食べる我々ですが、ライスプディングに関してはそうもいかなかった。以前、私が納豆を夫にあげたときに夫がその見た目、臭い、味に腰を抜かしそうになったとき以来の食の好みのギャップを感じた出来事でした。でも、だからって結婚生活に何の支障もありません!


人気ブログランキングへ

コメント

このブログの人気の投稿

NZと日本の看護師の業務、待遇の違い

Cannulationワークショップ参加

NZ赤いパトカーに注意